久留米宗社 日吉神社

日吉神社(1) 久留米観光名所
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<はじめに>

私の子供の七五三でもこの神社にお参りし、大変お世話になりました。

この神社は久留米市日吉町にあります。街のど真ん中に位置し、交通の便が抜群に良いです。電車・バス・車のいずれを使っても訪れることができます。

ただし、神社敷地や駐車場は狭いので、多くの車は停められません。しかし、近隣に有料駐車場がたくさんありますので、心配は不要です。

概要と歴史

日吉神社(2)

松田の館後には、その地を治めた有力者が居城し、その有力者たちも時代の移り変わりと共に幾度となく変遷しています。

最終的には有馬氏が新城郭普請のときに、二の丸にあった山王社を現在地の日吉神社に移したと久留米市史などには記されていて、そして現在に至っています。

なお、滋賀県大津市坂本にある日吉大社が御本社となります。

御祭神は伝説の神様

御祭神は大山昨命

大山昨命おおやまくいのみことは、古事記に出てくる伝説の神様です。ウィキペディアによれば、山の地主神であり、農耕(治水)を司る神と記されています。

相殿坐神は菅原道真公

菅原道真公については、もう説明するまでもありません。誰もが知っている学問の神様です。

奉安神は以下の通り

豊宇気比賣神とようけひめのかみ瓊瓊杵尊ににぎのみこと天兒屋根命あめのこやねのみこと太玉命ふとだまのみこと

各種祈願

何でもありますね。神様のご加護に預かろうと、皆さんいろんな願いを掛けに来ています。

本殿が西を向いている理由

通常、神社の向きは南か東を向いていますが、この神社は西を向いています。これは城下町の最東南から広く久留米の街並みを望み、市中を保護するためと言われています。

早い話、場所の問題なんですね。久留米城二の丸から御遷座された日吉神社が城下町の最東南に位置していたから、ということですね。

この神社の特徴でもある産霊宮とは

狭い境内にもかかわらず、産霊宮うみのみや稲荷神社いなりじんじゃ月読宮つきよみぐうなども祀られています。当然のことながら、所狭しという状態で並んでいるので、最初私は驚きました。

ホームページを見ると、女性の守り神さま、婦女子守護、という言葉が並んでいます。私は他の神社で、これらの言葉を聞いたことがありません。

雄銀杏と雌銀杏の2つは、夫婦銀杏と呼ばれていて、ホームページでは 上記の祈願をされた後、必ず産霊宮と夫婦銀杏にもお参りください、と記されています。

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