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2022.12_夢であいましょう

夢であいましょう

NHK(日本放送協会)放送の音楽バラエティー番組です。1961年4月8日から1966年4月2日まで、毎週土曜日22時台に生放送されました。僅か30分の番組です。最後の1年間は、黒柳徹子さんが司会を務めています。(以降、敬称を略します)

この番組の企画として、永六輔作詞・中村八大作曲による「今月のうた」が毎月1曲作られ、ここからたくさんのヒット曲が生まれました。

上を向いて歩こう

上を向いて歩こう

「今月のうた」から多くのヒット曲が世に出ましたが、一番有名なのはやはりこの曲ですね。坂本九が歌った「上を向いて歩こう」です。

1961年10月に発売されると、瞬く間に大ヒット、その波は日本にとどまらず、ヨーロッパ、アメリカへと拡大していったのです。とくにアメリカでは、1963年5月に発売されると、6月には全米ビルボードで3週連続1位という偉業を成し遂げました。(海外名SUKIYAKI)

当時はアメリカは遠い国で、全米1位がどれだけ凄いことなのかを誰も分からなかったようです。マスコミもほとんど取り上げていませんし、永六輔、中村八大もそれほど喜んでいる様子もなく普通にしていた、と黒柳徹子は語っています。

1963年8月に、アメリカのレコード会社の招きで坂本九が渡米した時、到着した空港では3,000人を超えるファンが押し寄せたとの逸話が残っています。

アメリカで、日本語のオリジナルバージョンがミリオンセラーになったことは、偉業として今後も語り継がれていくことでしょう。

その坂本九ですが、1985年8月12日の日航ジャンボ機墜落事故により、落命しました。享年43歳の若さでした。

「今月のうた」から生まれた楽曲

全部で59曲あります。主な歌手は、朝丘雪路、水原弘、デューク・エイセス、坂本スミ子、坂本九、森山加代子、弘田三枝子、ジェリー藤尾、田辺靖雄、西田佐知子、ザ・ピーナッツ、ペギー葉山、松尾和子、梓みちよ、九重佑三子、アイ・ジョージ、北島三郎、越路吹雪、渥美清、フランキー堺、倍賞千恵子などです。

みんな当時活躍していた歌手で、そうそうたるメンバーです。「今月のうた」から続々とヒット曲が生まれており、歌えること自体が光栄だったのではないでしょうか。今でも多くの人に知られている主な楽曲は、下表の通りです。

放送年月曲名歌手
1961年10月・11月上を向いて歩こう坂本九
1962年5月遠くへ行きたいジェリー藤尾
1963年5月おさななじみデューク・エイセス
1963年7月こんにちは赤ちゃん梓みちよ
1964年12月帰ろかな北島三郎
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