<はじめに>
ツバキと言えば、品種によって花咲く時期が大きく異なります。冬に咲くツバキもあれば、春先に咲くツバキもあります。
私にとってツバキは、冬に咲く綺麗な花というイメージが強いです。なかなか冬に花を付ける植物は、そう多くはありません。そういった意味では、ツバキはとても貴重です。
ツバキは意外と身近に存在します。サザンカなども含めて、生垣や庭木として植栽されている住宅が結構あります。久留米にはツバキの名前が付いている施設があり、この時期になると綺麗なツバキがもてなしてくれます。
第1位 久留米市世界のツバキ館
久留米市草野町にあります。JR筑後草野駅から徒歩18分の距離にあります。休館日は第3木曜日(祝日の場合翌日)です。
高さ9mのツバキ展示施設(ガラスハウス)では、100種類以上の原種ツバキが展示されていて、ベトナム・中国・台湾・日本などの世界のツバキを観賞することができます。
また、ツバキ庭園では約50種160本のツバキが植栽されていて、散策しながらツバキを楽しむことができます。
ここには、情報交流施設と共に管理事務所がありますので、分からないことがあったら気軽に尋ねることができます。種類は多くありませんが、土産品を購入することもできます。
第2位 久留米つばき園
久留米市草野町にあります。JR筑後草野駅から徒歩18分の距離にあります。久留米市世界のツバキ館からも近いです。
とにかく広いです。面積は3ヘクタールもあり、500品種2,000本のツバキが植栽されています。名称はつばき園ですが、ツバキ以外にもツツジ・シャクナゲ・カエデ・梅などが植えられています。特にツツジは、200品種500本も植栽されています。
第3位 石橋文化センター
石橋文化センターは久留米市野中町にあります。西鉄久留米駅からは徒歩で10分程度、大変便利な場所にあります。
文化センター内には、ツバキに限らず、梅・サクラ・ツツジ・バラなどたくさんの植物が植えられています。ツバキに関しては、文化センター奥の方に「ツバキゾーン」が設定されていて、かなり広範囲に多くのツバキが植栽されています。
今の季節は、ちょうど梅の花も咲いていますので、多くの観光客を喜ばせています。皆さんカメラやスマホで写真を撮ったりするなど楽しそうです。
第4位 水天宮
全国水天宮の総本宮で、久留米市瀬下町にあります。JR久留米駅から徒歩8分程度の距離にあり、比較的便利です。
水天宮では、夭折した安徳天皇などが祀られており、安産・子授け・七五三・交通安全・水難除・家内安全などの祈願ができます。
また境内には、ご祭神と縁のあるツバキが約30種200株植栽されています。特に本殿周辺には、本殿を囲むようにして、18種のツバキが植えられています。
第5位 福岡県緑化センター
福岡県緑化センターは久留米市田主丸町にあります。JR田主丸駅から徒歩10分程度の距離にあります。休館日は月曜日(祝日の場合翌日)です。
この緑花センターは、広大な敷地面積を有しており、四季を彩る樹木がたくさん植栽されています。ツバキは正面入口から入って左方向に、ツツジなどと同区画内に植えられています。ただ規模的には他の施設よりもかなり小さいように感じます。