4月17日(月曜日)午前
天気は、久しぶりに一日中晴れの予報です。明日以降は曇りの予報となっていますので、今日できる限りツツジの名所を回りたいと思います。
久留米つばき園
最初に向かったのは、久留米市草野町にある久留米つばき園です。名前の通りツバキがメインの施設です。ツバキについては、500品種2,000本も植栽されています。
しかし、この園は広大な面積(約3ヘクタール)を有していますので、植栽されているのはツバキだけではありません。ツツジ、カエデ、ウメなども植えられています。なかでもツツジは、200品種500本もあります。
ここは当然、ツバキの名所として報じられることが多く、ツツジの名所として紹介されることはほとんどありません。そういった意味では、隠れたツツジの名所と言うことができます。
また、この園は高台にあります。赤、白、ピンクなどの彩り豊かなツツジとその景色とが調和して、素晴らしい情景が広がっています。
この日は平日であったせいか、訪問者はまばらでしたが、いつ来ても少ないように感じます。交通の便が少し悪いこともありますが、行政のPR不足を感じます。
4月17日(月曜日)午後
久留米市世界つつじセンター
午後からは、久留米市世界つつじセンターへ向かいました。久留米市山本町にありますが、久留米つばき園からは比較的近いです。
この園内には現在、ツツジ類約1,000品種11,000本の植栽があると紹介されています。(整備時点では約1,600種21,000本あったと観光案内には記されている)
入口付近から園内にかけて、上手くレイアウトされており、駐車場からも良く見え、とても目を惹きます。素晴らしい設計です。
この日は園内のツツジがどれも、ちょうど見頃を迎えていて、言葉では言い表せないほど、素晴らしい光景でした。とても幸せな気分になりました。
そして、ここには久留米つばき園とは違って、大勢の人が来場していました。皆さん異口同音に、キレイ、キレイと大歓声を上げていました。
久留米市森林つつじ公園
次に向かったのが、高良山にある久留米市森林つつじ公園です。場所は久留米市御井町になります。高良大社から、さらに車で5分程度行ったところにあります。ツツジは、約100品種61,000株植栽されています。
この公園もツツジの名所として名高い公園です。実際に、この日は平日にも関わらず多くの訪問者がいました。レジャーシートを敷いてお弁当を食べている人もいます。皆さん気持ち良さそうです。
私は売店で、うどんとコーヒーを頂きました。合わせて650円です。名物というわけではありませんが、このロケーションで味わう飲食は、格別のものがあります。
ここのツツジの特徴は、どの株も大きいことです。人がたくさんいましたが、ツツジによって完全に隠れてしまいます。私が知る限り、スケールの大きさでは、久留米で一番です。
筑後川つつじ公園
本日最後に訪れたのが、筑後川つつじ公園です。久留米市東櫛原町にあります。筑後川堤防敷きにクルメツツジなど約30,000本が植栽されています。
さすがに平日ということもあり、私以外はほとんど訪問者がいませんでした。やはり、久留米つばき園と同様に行政のPR不足というのも否めません。実は私も「久留米つつじの名所マップ」なるものを見て初めて知りました。
かなり広範囲に渡って、ツツジ類が植栽されていますが、他の観光名所と違って迫力が足りません。道路沿いなので目立ちすぎても良くないと思いますが、工夫の余地はたくさんあるように感じました。
近くに広い駐車場もありますし、トイレなども完備されています。心配なく訪れることができます。但し、道路沿いにあるので、車にだけは注意が必要です。